歯周病とは

歯周病とは、歯の周りの組織の病気です。歯を支える歯肉や骨を破壊して、最終的には歯が抜けていく病気です。

静かに進行していく病気なので、以上に気が付いた時には歯周病が進行しています。下の図は歯周病が進行していく様子を表したものです。

歯周病の進行

歯周病になった場合、以下のような症状が出ます。

1.歯を磨いたら出血する。
2.歯がぐらぐらする。
3.口臭が気になる。
4.歯ぐきから膿が出る。
5.歯ぐきがやせて気になる。
6.歯が長くなった。
7.歯ぐきが痛い。
8.歯ぐきがかゆい
9.朝、起きたときに口の中が気持ち悪い。
10.歯ぐきに違和感がある。
11.唾液がねばねばする。
12.食べ物が、かみずらくなる。

歯周病の原因は?
直接の原因は歯垢(しこう)です。歯垢は細菌の塊です。

口の中は細菌がいっぱいです。歯磨きが正しく行われず、食べかすが残ると細菌はこれをエサに増殖し、プラークと呼ばれる細菌の塊をつくります。(下の写真が細菌です)

このプラークが歯ぐきや歯を支える組織などに炎症をあたえます。

その他に、喫煙・糖尿病・高血圧・血液疾患 など全身疾患・妊娠の有無などが深く関係します。
細菌の塊

歯周病と全身疾患
歯周病は、糖尿病、心臓や肺の病気、流産、早産といったさまざまなことに関連し、私たちの健康に深くかかわってきます。
全身疾患の図
歯周病とたばこの関係

喫煙は、歯周病の最大のリスク要因です。

タバコを吸っていない人に比べて、歯周病の進行が10年早くなると言われています。タバコは血液の流れを悪くするため、歯周病の治療を受けても治りがよくありません。できるだけ早く禁煙しましょう!!

たばこを吸う人吸わない人

歯周病の治療はどうするの

歯垢や歯石が歯周病を引き起こす原因になっています。原因になっている歯垢や歯石を除去していきます。

また家でのハミガキも大切ですので、ハミガキの指導なども行っていきます。

治療が終わったら、ホームケア(ハミガキなど)とプロフェッショナルケア(PMTCなど)で歯周病を予防していきましょう!


※費用のことから治療方法、治療期間に関することまで、どんな小さなことでも構いません。お気軽にお問い合わせ下さい!

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