キシリトールとは、白樺や樫の木でできた天然の甘味料のことです。
乾燥重量100グラム中に、イチゴは362mg、ほうれんそうは107mg 含まれています。他にもたくさんの食品に含まれています。
詳しくは、日本フィンランドむし歯予防研究会のホームページをご覧下さい。

キシリトールには以下のような効能があります。
- むし歯の原因となる酸をつくりません。
- プラークの量を減らします。
- はみがきで落ちやすくします。
- むし歯菌を減らします。
- 再石灰化を促進します。
- 唾液の量を増やします。
右上のグラフは、キシリトール摂取によるプラーク中のミュータンス菌数の推移を表したグラフです。ミュータンス菌とはむし歯の原因菌となる菌のことです。
キシリトールの摂取を続けることにより、むし歯の原因菌の数が圧倒的に少なくなることがわかります。

キシリトールはその製品によって、含有量が異なります。
キシリトールのむし歯予防効果を期待するには、含有量60%以上のものが望ましいのです。
そのため古賀歯科医院では、甘味料としてキシリトール含有量が100%の歯科専用XYLITOLガム、XYLITOLタブレットを薦めています。
上の写真は左から、キシリトールタブレット(315円)、歯科専用キシリトールガム(アップルミント味)(90粒 998円)、歯科専用キシリトールガム(マスカット味)(90粒 998円)、歯科専用キシリトールガム(アップルミント味)(21粒 263円)
キシリトール摂取で気をつける点をまとめると以下のようになります。
- 1日を通して1日2粒を回数多く摂りましょう。
- 1日に3回、むし歯になりやすい人は1日5回摂りましょう。
- 毎日摂取しましょう。
- 食後や間食の後に摂りましょう。
- 1日の必要量は5~12gです。歯科専用のキシリトールガムで4粒以上食べないと効果がでません。
- 以上のことを、3ヶ月ほど続けると効果がでてきます!
Q キシリトールガムが噛めない方はどうしたらいいでしょうか?
A ガムが噛めない乳幼児や高齢者の方には、キシリトールタブレットをお薦めします。1日3粒を5分間なめましょう。乳幼児は1回1粒です。1日に3~5回を目安とすればよいです。
Q 入れ歯を入れていますが、キシリトールガムを噛んでも大丈夫ですか?
A 歯科専用のキシリトールガムはくっつきにくいですので、入れ歯や矯正器具をつけている方でも安心して噛むことができます。
Q 市販のキシリトールガムと歯科専用のキシリトールガムの違いは?
A キシリトールの量が違います。歯科専用は、1粒あたり1.31g、市販は1粒あたり0.7g くらいです。それとガムベースも違います。
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